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MTM構築・導入セミナー第2回のご報告

サリバテストの結果をみながら、どこに原因を探る鍵があるのかを教えてくれました。
あすなろの歯科衛生士4人と徳本先生で記念撮影。

MTMという予防システムを構築し日本に定着させようとするメンバーのひとりであり、日本中の歯科医院で講習をしている徳本先生によるセミナーの2回目。今回は、メンテナンスの中でも重要な検査となる唾液検査をその後の治療にどのように生かすのか、検査結果をどう見るかという内容の講義となりました。患者さまのことをもっと知りたい。虫歯の原因がその方の場合、どこにあるのか。結果をみて型にはめるのではなく、お話を聞かせていただくことで原因はどこにあるのか追いかけるという姿勢に感銘を受けました。あきらめずに、原因を探ること。唾液の検査は、どこを探ればいいのかを教えてくれる検査なのだと思いました。(院長談)

網代友里恵さん(歯科衛生士)
症例を用いて患者さんの食事の記録一つとっても生活環境、バックグラウンドなど聞いておかなくてはいけないことがたくさんあるとこを知り、歯だけではなく、患者さん自身をよく観察していくことの重要性を改めて痛感しました。 徳本さんの患者さんのように今診させて頂いている患者さんとこれから出会う患者さんにこの歯医者に出会えて本当に良かったと言って頂けるように1回1回のセミナーを吸収していきたいと思います。

池田 蘭さん(歯科衛生士)
唾液検査を行いカリエスリスクを出し、その患者さんごとの予防プログラムを出しているつもりでした。しかし、それは唾液検査結果から考えられるただの予防プログラムであり、患者さん個人個人の予防プログラムではなかったと痛感しました。 特に食事回数については今まで回数にこだわって問診していましたが、回数ではなく時間や摂取の仕方により全く違う予防プログラムができることがわかりました。 また唾液の量についても 患者さんの生活環境をよく聞いてみると、例えばストレスがあったり、食事は早食いだったり、水分はあまり取らなかったりと患者さんと会話をして深く生活環境を伺うことで、今まで見えてこなかった細かな部分もわかるようになりました。 なぜカリエスリスクが低いのにこんなにカリエスができるのか、なぜこんなに処置した歯が多いのか、、、。なぜ?という疑問を私たちがもつことからが始まりだと感じました。

村上明菜さん(歯科衛生士)
今回も前回と同じくあっという間のセミナーでした。 徳本さんの様にリスクを見るには常日頃から口腔内をよく見ることだけでなくその患者さんの背景をも見ることの大切さが分かりました。患者さんとのコミュニケーションをしっかり取ることでその患者さんの人生をまでも変えることができるということを知りまた衛生士の仕事の魅力を感じました。まもなく入社して1年が経ちますがリスクを見るのはなかなか上手く出来ず苦戦ばかりですが徳本さんの真似をしながら少しずつ確実な物にできたらなと思います。患者さんに寄り添いながら仕事をしていきたいなと改めて思いました。

別部文恵さん(歯科衛生士)
今回は、メディカルトリートメントモデルを実践する上で欠かせない、唾液検査についてのセミナーを受けさせて頂きました。大切なポイントは、検査後のコンサルで、ダメ出しやワンパターンにならず、それぞれの患者さんの人生を一緒に考えていく、ということでした。これまで、何百件と結果作成や説明を行なってきましたが、今回吸収したことを今後に生かして行きたいと思います。

MTM構築・導入セミナー第1回のご報告

ベテラン歯科衛生士の講義を受け、患者さまに提供できる治療の質をもっと高めようという趣旨の元、いよいよスタートした第一回。今回はまず、私たちが行っているメディカルトリートメントモデルとは、という総論をお話しいただきました。パワーポイントでわかりやすくまとめたスライドを使用しながら、長年現場でブレずに予防と向き合ってきた実体験を語ってくださった4時間。その中には、明日から早速取り入れたくなるような生きた情報がたくさんつまっていました。以下は参加したスタッフの感想です。全4回にわたる講習会を終えたとき、スタッフひとりひとりにどんな気づきが生まれるのか。毎回リポートしていきたいと思います。

網代友里恵さん(歯科衛生士)
ずっと日吉歯科を目指し、その核となる衛生士さんである徳本さんに憧れて診療に励んで来ましたので、今回のセミナーは私にとっても医院にとっても夢のような時間でした。改めて“歯科衛生士”と言う仕事の素晴らしさと、口腔の健康が全身の健康の維持増進に繋がると言うことを患者さんにしっかりと教育していくことの重要性を深く理解する事が出来ました。 受講後、今までの歯科の歴史と現実をお伝えし、患者さんの口腔内の状態を写真やデータを見せながらあなたは将来どのようになりたいですか?と将来を想像して貰えるような問いかけが出来るようになりました。 あと3回しかありませんが1回1回、を充実したものにし、患者さん、医院に貢献出来るよう学んで行きたいと思います。

池田 蘭さん(歯科衛生士)
徳本さんのお話はどれも率直で、歯科治療に関する知識が少ない患者さんだとしてもとてもわかりやすく、なるほど!とすんなりと頭に入ってきました。 難しいことはなく患者さんが知らない今の日本の歯科における現状を伝えることが大切なんだと思いました。また、お伝えをするときに、言葉だけでなくパワーポイントなどでまとめた映像があるとより理解しやすいなと思いました。患者さまがメディカルトリートメントモデルに従い治療を進められるかは、初診を含む初期治療での説明が一番大切で、そこできちんと時間をとって患者教育、患者のモチベーションを上げるようにしたいです。まだオリジナリティは作れないので、まずは成功者の徳本さんの真似をしていこうと思います。

村上明菜さん(歯科衛生士)
率直にすごい人だな、自分も徳本さんのような衛生士になりたいなと思いました。患者さまの為に、学んだ事を積極的に発信していくということと、常に未来を見据えてリスクを考えるという姿勢をもっと持たなければならないと思いました。まずは、徳本さんが私達にお話して下さった歯科治療のバックグラウンドについて患者さんにお伝えしています。日本と海外の歯科事情の比較など、患者さまの知らない世界をお話することで、歯の大切さ、予防、メインテナンスの重要性を伝えていきたいと思っています。貴重な時間を過ごす事が出来て本当に良かったと思っています。

斎藤ゆみさん(受付)
徳本さんのお話をお聞きして、仕事に対するプロ意識の高さに感動しました。改めて、患者さまにとってMTMにのっとり治療を進め、歯を守ることが大切なことだと再確認できました。受付として患者さんのご対応をする際に、より意識してお声掛けするように心掛けていこうと思います。

中村 美幸さん(歯科助手)
改めて予防歯科がすばらしいことと、また、それを浸透させていく難しさを実感しました。 また、歯科の面だけでなく人としても勉強になるお話でした。 徳本さんのお話しを聞いて、まず自分自身がステップアップしていかなければと思いました。


今回のMTM導入セミナーの講師、徳本美佐子さん。歯科衛生士として日吉歯科診療所に2007年に入局し、10年より講師活動に携わる。これまでに講師として訪れた歯科医院は90以上というベテランの先生です。

次回は歯科衛生士の施術に関する技能面の講習を予定。こちらもとても楽しみです。

山形県酒田市オーラルフィジシャンチームミーティングに、今年も参加しました。

10月15日16日、山形県酒田市で行われたオーラルフィジシャンチームミーティングに今年も参加してきました。今回で11回目を迎えるチームミーティングは回を重ねる度にその規模は大きくなっており、今年は歯科医院115、企業展示数17、延べ参加人数825名という規模になっています。全国から集まった予防治療を標榜にかかげる歯科医院との交流には、毎年実りある話が多く、帰ったらこうしよう、ああしてみようという気持ちになります。特筆すべきは、2日めに開催された「歯科医療のイノベーション~医療と企業の連携~」という話です。全国から集まった平田牧場などの企業の方々に、医療と産業の連携の重要性や、福利厚生としての社員の歯科メンテナンス費用の補助について現状を踏まえ将来的な話に至るまでお話しいただきました。まだまだ未知数ではありますが、あすなろも地域の企業と綿密に連携しながら、将来的には企業の福利厚生の場という一面を持つ医院に成長できたらと改めて感じました。そのほかのテーマとしては、「スウェーデンの歯科医療からみる世界」「歯科医療におけるプロフェッショナルとは」「オーラルフィジシャン診療所の取り組み~健康増進の受け皿となるために~」などがあり、どれも非常に興味深いものでした。今回は、ドクター1名、歯科衛生士3名での参加となりました。次回のミーティングでは、それぞれが感じたことをチームミーティングに参加できなかったスタッフにも理解してもらうためにレポートにまとめ、発表してもらいます。またそのときの様子をまとめてアップしたいと思いますので、どうぞお楽しみに。(院長、金谷)

日吉歯科診療所の院長、熊谷崇先生と記念撮影。尊敬してやまない予防治療のパイオニアです。あすなろデンタルケアがめざす歯科医院を現実にしている先生。

新人衛生士で頑張り屋の村上さんと熊谷先生。記念すべき一枚。

昼休みには、新人衛生士さんが先輩と実習を行っています。

あすなろのお昼休みは、このところ毎日実習が行われています。写真は、新人衛生士の村上さんが、ベテラン衛生士の網代さんにSRPの実技をマネキンを使用して指導してもらっている場面です。SRPとは、スケーリング&ルートプレーニングのことです。歯周病の進んだ患者さまに用いる歯周病治療のひとつで、ハンドスケーラーと呼ばれる専用の機器を使用します。歯と歯茎の間に生まれる溝(歯周ポケット)に付着し、こびりついてしまった歯垢や歯石を除去するための治療法です。この専用機器の持ち方、角度などは日々のトレーニングによって体得していく必要があります。そのため新人衛生士のおふたりは、先輩衛生士のアドバイスを受けながら日々練習を繰り返しているのです。あすなろデンタルケアには、ひとりでも多くの患者さまの口腔内を健康に保ちたいという熱い思いを持った衛生士さんたちの情熱に溢れています。

ベテラン衛生士の網代さんが、新人衛生士村上さんと実習している様子。マネキンを使用して実際の診療風景に近い状態で実習を行うことで、実際に患者さまを診るのに近い緊張感を持ちつつ学ぶことができる。

スタッフ4名で“保健医療2035”の講習会に参加しました。

6月5日、厚生労働省が提言している“保健医療2035”という活動についてより深く知るために、院長及び歯科衛生士3名で講習会に参加してきました。2035年をめどに日本の保健制度は大きく変わろうとしていることはご存知でしょうか。健康長寿をめざし、日本がこれまで行ってきた保険医療水準は世界に誇れるものでしたが、経済成長の鈍化、人口動態の変化に伴い、社会保障費の急増を危惧する声も少なくありません。当院もその渦中の中でメンテナンスを保険診療内で行っていくことが難しくなり、自費化に向けさまざまな準備を始めております。もはや日本の社会保障費は危機的状況にあり、保健医療制度の持続可能が懸念されているところまで事態は進行しているのです。これまでパッチワーク的な制度改正により部分的な修正を行いつつ運営されてきた日本の保健医療制度は、ここにきて長期的な視点に基づく変革が求められているのです。現在、厚生労働省が行おうとしている“保険医療2035”の目的は、まさにこの長期的視野に基づいており、20年後を視野に入れたビジョンを構築しようとしています。 未だかつて誰も経験したことがない少子高齢社会を乗り越え、日本がさらに発展し、世界に向け新たなビジョンを提言する。その具体的な改革をすすめていくための提言が、“保険医療2035”なのです。まだまだスタートしたばかりですが、講習を聞き、これまでメンテナンス自費化など、保険医療制度の運営問題は主に予防歯科に大きく影響を及ぼすテーマであると考えていましたが、講習を聞いて、歯科だけでなく医科にも、日本国民全員にも深く深く関わってくる問題なのだと改めて感じました。未来永劫変わらない制度はありません。刻一刻と変わっていく状況に合わせて、日本の医療制度も変わっていく必要があるのだと思いました。変わることに不安もありますが、しかしそれは見方を変えればチャンスでもあるという考え方は、非常に励みになりました。〈院長金谷〉
講習会に参加した衛生士3名。左より、村上さん、網代さん、池田さん。

★今回、厚生労働大臣の塩崎恭久氏と共に20年後の保健医療のあり方を検討する厚生労働省の「保健医療2035」策定懇談会の座長を務めた、東京大学教授の渋谷健司先生の貴重なお話を聞く事が出来、日本の平均寿命は、過去70年間で30年以上伸び、1980年代前半からは世界一を保っている。しかし、61年からの皆保険制度の導入により、当たり前と思われている基本的な医療を受けられる当時の状況と現在とでは全く異なり、少子高齢化問題や、財政の危機などを様々な問題がのしかかってきますが、将来的に次の世代に負担を強いる事のないように議論していく必要があると教えていただきました。
「キュア中心」の時代から「ケア中心」の時代への転換、医療の価値の転換が必要であり、渋谷先生は、2035年の保健医療が実現すべき展望として 1.保健医療の価値を高める  2.主体的選択を社会で支える 3.日本が世界の保健医療をけん引する という3本の柱を挙げていました。
私も医療人として、まずは口腔の健康が全身の健康に寄与するという事の重要性を患者さんに理解して頂けるよう毎日の臨床に務めて行きたいと改めて思いました。非常に興味.深いセミナーとなりました。(網代)

★今回の講習会では、“保健医療2035”に向けて渋谷先生や政府等が国民の健康の為より良くなるように準備をしているということがわかりました。渋谷先生のお話は難しく、なかなか理解していくのが大変でしたが、2035年に今回お話して下さったのがどうなるのかとても楽しみです。(村上)

★日本は、保健医療に対してアクセス、費用、質の内、アクセスと費用に対してはクリアしてきた。しかし質より量を重ねてきた日本の保険医療にはほころびが出てきた。それを受け、これまでとられてきた対策は、量の拡大、インプット中心、行政による規制、キュア中心、発散などであったが、今後は2035年をめどに、質の改善、患者の価値中心、当事者による規律、ケア中心 、統合へパラダイムシフトする。それが“保険医療2035”である。2035年のゴールは安心、満足、納得を得ること。その為の基本理念は公平、公正、自立に基づく3つの連帯、日本と世界の繁栄と共生である。 ビジョンは“保健医療の価値を高めるより良い医療をより安く。日本が世界の保健医療を牽引する”というもの。 今回は医科についてであるが、歯科についても同じことが言えると思う。今はこの保健医療2035の中に残念ながら歯科は含まれていない。渋谷先生の言葉としては 歯科は歯科で個々に発言していくことが大切。あちこちでその発言が出て2035の様にチームを組み未来を変えていくとのこと。 正直なところ、私にはとても難しい話でした。起こしている行動や将来像についての考え方は理解できましたが、私はまだその発言に関する知識も技術もありません。だからこそ、私は私ができることを精一杯やることが大切だと感じました。まずはあすなろデンタルケアで行っていること、患者さんのリスク管理などをひとつひとつ確実に行いたいと考えています。(池田)

詳しくお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。

5月19日に院内勉強会を開催しました。

5月の院内勉強会を開催しました。毎月交代で予防に関する知識をまとめてスタッフ全員の前で発表をして、その知識や情報を共有しています。患者さんに予防について聞かれたときに全員が同じように説明できること、人前で発表することで発表者も改めて勉強をし、モチベーションが上がることなどを目的としています。今月の勉強会では新人衛生士のふたりはメディカルトリートメントモデルについての発表をしました。別部DHはレントゲンの安全性についてレポートしてくれました。日本人が一年間に自然界から受ける放射線量とレントゲンで受ける放射線量の比較などを詳しく説明してくれました。次に網代DHは患者さんセミナーの詳細と開催するメリットについて、院長は歯周病について発表。最後に当院のコンサルタントである北村氏が企画制作中のあすなろ通信の内容と効果について詳細を説明をしてくれました。来月も勉強会の様子をご紹介していこうと思います。

DH別部はレントゲンの安全性について発表。一年間に人間が自然界から受ける放射線量は1.1シーベルト。医院でレントゲン撮影をした場合に受ける放射線量は0.01ミリシーベルトですので、通常撮影する範囲内であれば問題なく、撮影することのメリットの方が大きいといえますとプレゼンしてくれました。

DH網代は今後開催予定の患者セミナー開催に向け、具体的な今後の予定とセミナーで行う予定の詳しい内容、その効果についてプレゼンしてくれました。

大切にとっておきたい!お子様用デンタルケース

16㎝×6㎝×2.4㎝「乳歯ケース」6,480円。問ambitious labo.

あすなろオススメ度 ★★★☆☆

長野に住む木工作家の方が歯科医師と一緒に作った乳歯ケースです。残念ながら現在はソールドアウトの商品ですが、乳歯の大きさに合わせて設計された穴の大きさや深さなど、専門家がみてもこだわりを感じます。昔は下の歯が抜けたら上に、上の歯が抜けたら下に投げて永久歯がきちんと生えてくるようお祈りをするなどといわれましたが、最近では乳歯ケースに保存して大切に保管するご家庭が増えています。こんな違いからも、時代の移り変わりと共に、歯を大切にする気持ちが浸透しているように感じます。(院長談)