DH Diary」カテゴリーアーカイブ

昼休みには、新人衛生士さんが先輩と実習を行っています。

あすなろのお昼休みは、このところ毎日実習が行われています。写真は、新人衛生士の村上さんが、ベテラン衛生士の網代さんにSRPの実技をマネキンを使用して指導してもらっている場面です。SRPとは、スケーリング&ルートプレーニングのことです。歯周病の進んだ患者さまに用いる歯周病治療のひとつで、ハンドスケーラーと呼ばれる専用の機器を使用します。歯と歯茎の間に生まれる溝(歯周ポケット)に付着し、こびりついてしまった歯垢や歯石を除去するための治療法です。この専用機器の持ち方、角度などは日々のトレーニングによって体得していく必要があります。そのため新人衛生士のおふたりは、先輩衛生士のアドバイスを受けながら日々練習を繰り返しているのです。あすなろデンタルケアには、ひとりでも多くの患者さまの口腔内を健康に保ちたいという熱い思いを持った衛生士さんたちの情熱に溢れています。

ベテラン衛生士の網代さんが、新人衛生士村上さんと実習している様子。マネキンを使用して実際の診療風景に近い状態で実習を行うことで、実際に患者さまを診るのに近い緊張感を持ちつつ学ぶことができる。

衛生士が愛用しているデンタルグッズを紹介します!

はじめまして。 歯科衛生士の池田です。 今日は私のホームケア用品のご紹介です。 黄色い歯ブラシは オーラルケアのタフト24です。 歯ブラシはいろんな形や大きさのものがたくさん販売していますが、私は学生時代から使用しているお気に入りです! しっかりとプラークが除去ができしかも歯肉は傷つけない毛先になっているのでオススメです! 歯ブラシ交換時期の方は ぜひ一度使用してみてください! 歯ブラシの交換目安は 1ヶ月に一度です。 他のケア用品も後日ご紹介いたします。

新人衛生士、村上明菜です!

こんにちは! 四月からあすなろデンタルケアに入社しました歯科衛生士の村上です。秋田から上京し約4ケ月が経ち、少しずつ埼玉での生活にも慣れてきました。今はお昼休みの時間を使い、スタッフの皆さんのお口を借りて、当院のMTMの流れに沿って実習を行って患者さまの負担を少なくしたいと考えています。日々勉強だと思っております。埼玉の暑さに負けず、これからも元気に頑張ってまいります! どうぞよろしくお願いいたします。

スタッフ4名で“保健医療2035”の講習会に参加しました。

6月5日、厚生労働省が提言している“保健医療2035”という活動についてより深く知るために、院長及び歯科衛生士3名で講習会に参加してきました。2035年をめどに日本の保健制度は大きく変わろうとしていることはご存知でしょうか。健康長寿をめざし、日本がこれまで行ってきた保険医療水準は世界に誇れるものでしたが、経済成長の鈍化、人口動態の変化に伴い、社会保障費の急増を危惧する声も少なくありません。当院もその渦中の中でメンテナンスを保険診療内で行っていくことが難しくなり、自費化に向けさまざまな準備を始めております。もはや日本の社会保障費は危機的状況にあり、保健医療制度の持続可能が懸念されているところまで事態は進行しているのです。これまでパッチワーク的な制度改正により部分的な修正を行いつつ運営されてきた日本の保健医療制度は、ここにきて長期的な視点に基づく変革が求められているのです。現在、厚生労働省が行おうとしている“保険医療2035”の目的は、まさにこの長期的視野に基づいており、20年後を視野に入れたビジョンを構築しようとしています。 未だかつて誰も経験したことがない少子高齢社会を乗り越え、日本がさらに発展し、世界に向け新たなビジョンを提言する。その具体的な改革をすすめていくための提言が、“保険医療2035”なのです。まだまだスタートしたばかりですが、講習を聞き、これまでメンテナンス自費化など、保険医療制度の運営問題は主に予防歯科に大きく影響を及ぼすテーマであると考えていましたが、講習を聞いて、歯科だけでなく医科にも、日本国民全員にも深く深く関わってくる問題なのだと改めて感じました。未来永劫変わらない制度はありません。刻一刻と変わっていく状況に合わせて、日本の医療制度も変わっていく必要があるのだと思いました。変わることに不安もありますが、しかしそれは見方を変えればチャンスでもあるという考え方は、非常に励みになりました。〈院長金谷〉
講習会に参加した衛生士3名。左より、村上さん、網代さん、池田さん。

★今回、厚生労働大臣の塩崎恭久氏と共に20年後の保健医療のあり方を検討する厚生労働省の「保健医療2035」策定懇談会の座長を務めた、東京大学教授の渋谷健司先生の貴重なお話を聞く事が出来、日本の平均寿命は、過去70年間で30年以上伸び、1980年代前半からは世界一を保っている。しかし、61年からの皆保険制度の導入により、当たり前と思われている基本的な医療を受けられる当時の状況と現在とでは全く異なり、少子高齢化問題や、財政の危機などを様々な問題がのしかかってきますが、将来的に次の世代に負担を強いる事のないように議論していく必要があると教えていただきました。
「キュア中心」の時代から「ケア中心」の時代への転換、医療の価値の転換が必要であり、渋谷先生は、2035年の保健医療が実現すべき展望として 1.保健医療の価値を高める  2.主体的選択を社会で支える 3.日本が世界の保健医療をけん引する という3本の柱を挙げていました。
私も医療人として、まずは口腔の健康が全身の健康に寄与するという事の重要性を患者さんに理解して頂けるよう毎日の臨床に務めて行きたいと改めて思いました。非常に興味.深いセミナーとなりました。(網代)

★今回の講習会では、“保健医療2035”に向けて渋谷先生や政府等が国民の健康の為より良くなるように準備をしているということがわかりました。渋谷先生のお話は難しく、なかなか理解していくのが大変でしたが、2035年に今回お話して下さったのがどうなるのかとても楽しみです。(村上)

★日本は、保健医療に対してアクセス、費用、質の内、アクセスと費用に対してはクリアしてきた。しかし質より量を重ねてきた日本の保険医療にはほころびが出てきた。それを受け、これまでとられてきた対策は、量の拡大、インプット中心、行政による規制、キュア中心、発散などであったが、今後は2035年をめどに、質の改善、患者の価値中心、当事者による規律、ケア中心 、統合へパラダイムシフトする。それが“保険医療2035”である。2035年のゴールは安心、満足、納得を得ること。その為の基本理念は公平、公正、自立に基づく3つの連帯、日本と世界の繁栄と共生である。 ビジョンは“保健医療の価値を高めるより良い医療をより安く。日本が世界の保健医療を牽引する”というもの。 今回は医科についてであるが、歯科についても同じことが言えると思う。今はこの保健医療2035の中に残念ながら歯科は含まれていない。渋谷先生の言葉としては 歯科は歯科で個々に発言していくことが大切。あちこちでその発言が出て2035の様にチームを組み未来を変えていくとのこと。 正直なところ、私にはとても難しい話でした。起こしている行動や将来像についての考え方は理解できましたが、私はまだその発言に関する知識も技術もありません。だからこそ、私は私ができることを精一杯やることが大切だと感じました。まずはあすなろデンタルケアで行っていること、患者さんのリスク管理などをひとつひとつ確実に行いたいと考えています。(池田)

詳しくお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。

5月19日に院内勉強会を開催しました。

5月の院内勉強会を開催しました。毎月交代で予防に関する知識をまとめてスタッフ全員の前で発表をして、その知識や情報を共有しています。患者さんに予防について聞かれたときに全員が同じように説明できること、人前で発表することで発表者も改めて勉強をし、モチベーションが上がることなどを目的としています。今月の勉強会では新人衛生士のふたりはメディカルトリートメントモデルについての発表をしました。別部DHはレントゲンの安全性についてレポートしてくれました。日本人が一年間に自然界から受ける放射線量とレントゲンで受ける放射線量の比較などを詳しく説明してくれました。次に網代DHは患者さんセミナーの詳細と開催するメリットについて、院長は歯周病について発表。最後に当院のコンサルタントである北村氏が企画制作中のあすなろ通信の内容と効果について詳細を説明をしてくれました。来月も勉強会の様子をご紹介していこうと思います。

DH別部はレントゲンの安全性について発表。一年間に人間が自然界から受ける放射線量は1.1シーベルト。医院でレントゲン撮影をした場合に受ける放射線量は0.01ミリシーベルトですので、通常撮影する範囲内であれば問題なく、撮影することのメリットの方が大きいといえますとプレゼンしてくれました。

DH網代は今後開催予定の患者セミナー開催に向け、具体的な今後の予定とセミナーで行う予定の詳しい内容、その効果についてプレゼンしてくれました。

フッ素を使うメリットについて。

こんにちは、あすなろ・デンタルケア衛生士の別部です。 今回はフッ素を使うメリットについてお話ししたいと思います。乳歯や生えたての永久歯はカルシウムが少なくまだ未熟なため、虫歯が進みやすいので最もフッ素の使用をおすすめしています。ざっくりいうと、  子供の歯=タケノコ    大人の歯=タケ  のイメージですね。成長とともに、唾液中のカルシウムを取り込んで再石灰化していきます。また、成人の方も治療済みの歯が繰り返し虫歯になること(二次カリエス)や、歯の根っこが露出した部分から虫歯になること(根面カリエス)を防ぐために非常におすすめです。親知らずが虫歯になりかけていても抜きたくない場合にも有効です。あすなろ・デンタル ケアではメンテナンス時に、虫歯の進行度合いを「ダイアグノデント」という機械で調べています。フッ素ジェルをきちんと毎日塗ってらっしゃる方は数値が下がっていて、こちらも嬉しくなります! 乳歯や生えたての永久歯はカルシウムが少なくまだ未熟なため、虫歯が進みやすいので最もフッ素の使用をおすすめしています。ざっくりいうと、  子供の歯=タケノコ    大人の歯=タケ  のイメージですね。成長とともに、唾液中のカルシウムを取り込んで再石灰化していきます。また、成人の方も治療済みの歯が繰り返し虫歯になること(二次カリエス)や、歯の根っこが露出した部分から虫歯になること(根面カリエス)を防ぐために非常におすすめです。親知らずが虫歯になりかけていても抜きたくない場合にも有効です。あすなろ・デンタル ケアではメンテナンス時に、虫歯の進行度合いを「ダイアグノデント」という機械で調べています。フッ素ジェルをきちんと毎日塗ってらっしゃる方は数値が下がっていて、こちらも嬉しくなります! ところで、インターネットで「フッ素」と検索すると、そのデメリットばかりをクローズアップしているものも少なくありません。しかしフッ素はお茶や魚介類といった食べ物にも含まれる身近なものです。(工業用の「フッ化水素」とは別物です。)砂糖や塩も、一度に大量に摂取すれば害がありますが、フッ素も同様で少量なら全く問題はありません。予防先進国のスウェーデンでは、「キャンデーの日」なんて習慣があるそうですが、フッ素を毎日使用しているので、虫歯の発生率は日本の半分以下です。(歯周病の原因にもなるので、キャンデーの日は疑問ですが・・・)虫歯を 削って治すのが、外科的な治療だとしら、フッ素を塗ることも内科的な「治療」なのです。あなたはどちらを選びますか?

フッ素の種類について。

こんにちは、あすなろ・デンタルケア衛生士の別部です。 今回はフッ素の種類についてお話ししたいと思います。 『フッ化ナトリウム』 一般的に広く歯磨き剤に含まれているフッ素で、歯の再石灰化に効果を発揮します。 定期検診のとき、歯科医院で塗る高濃度のフッ素ペーストもこちらです。 家庭で使えるフッ素の濃度の上限が、日本では1000ppm(約0.1%)までと決まっています。 市販の歯磨き剤にはこの表記がないものが多いので、中には100~300ppmのものもあります。 せっかく使っていても、再石灰化の効果が低いのです。 フッ素は塗った瞬間から唾液で薄まってしまうので、歯科医院専売のppm表記がある歯磨き剤が安心ですね。 ちなみに、歯科医院でのフッ素は9000ppm(約0.9%)ですが、表面だけに急激に再石灰化作用が働くので、これだけを毎日塗ってはいけないのです。 しかも、定期検診は1年に3~4回ほど。 残りの360日以上、しっかり家で低濃度のフッ素を塗るほうが効果が上なのです! 『モノフルオロリン酸ナトリウム』 ホテルや旅館に備え付けの歯磨き剤や、安価な歯磨き剤に含まれていることが多いフッ素です。 再石灰化の効果が低いので、あまりおすすめしていません。 『フッ化第一スズ』 ジェルタイプのフッ素です。 使用法は、ブラッシング後に歯ブラシでジェルを塗布し、その後30分以上うがいをしません。 市販はあまりされていないので、歯科医院で購入していただく必要があります。 しかし、再石灰化効果は非常に高く、スズイオンの働きで殺菌効果もあります。 あすなろ・デンタルケアではこのフッ化第一スズをおすすめしています! 注意点として、使い続けるとスズの成分が着色してくることがあります。 着色自体は見た目だけの問題ですが、定期検診で除去したり、研磨剤入りの歯磨き剤をしっかり使って頂いたほうが良いです。 次回はフッ素を使うメリットについてお話しします。

フッ素について。その②

今回は、『フッ素』の入った歯磨き剤の効果的な使い方をお話しします。 さて、そもそも歯磨き剤は必要なのでしょうか? ひと昔前は、『歯磨き剤をつけずに磨いた方がいい』という説が有力でした。 私も、小学生のとき歯磨き教室でそう教わりました。 確かに、これは一理あります。 歯磨き剤を多く使うと、泡立ち過ぎてすぐ うがいをしたくなったり、ちゃんと磨けていないのに爽快感が得られ、磨けたような錯覚に陥ることがあるからです。 しかし、前回お話ししたフッ素の再石灰化作用を最大限に発揮するため、絶対に使ったほうがオトクなのです。 では、家にある歯磨き剤で手軽にできる『イエテボリ法』を紹介します。 予防先進国・スウェーデンのイエテボリ大学から広められている方法です。 1.歯磨き剤を、少量(小豆粒大)とり、まずしっかりブラッシングを行う。 2.歯磨き剤を2センチとり、歯に塗り込む。 3.うがいを1回だけ、30秒ほど行う。 これを、朝・夜のブラッシング時行います。 以前参加した、スウェーデンの歯科衛生士によるセミナーでも紹介されましたが、 『はじめから歯磨き剤を2センチ付けて磨いてうがい1回』でもOKとのことです。 その場合は、磨き残しを少なくするよう注意する必要があります。 海外では、水道水にもフッ素が添加されている国もあり、日本よりも砂糖の消費量が格段に多いにも関わらず、虫歯の発生率がかなり低いのです。 日本でのそれは制約があり難しく、フッ素のうがい薬も一般的ではないため、歯磨き剤でうがいをするイメージですね。 ちょうど一年前、『日本人の3割しか知らないこと』という番組でも紹介されていた方法なので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。 次回は、フッ素の種類についてお話ししたいと思います。

フッ素について。その①

こんにちは、あすなろ・デンタルケア衛生士の別部です。 今回は、虫歯予防に非常に効果の高い『フッ素』についてお話しします。 皆さん、はみがき剤のCMで『フッ素』『再石灰化』という言葉を耳にされたことがありますか? 虫歯というと、歯が黒くなったり、穴が空いた状態を想像される方が多いと思います。 しかし、初期の虫歯は『白』なのです。 なぜかというと、虫歯菌の出す『酸』によって、歯の表面のカルシウムが溶かされ続けることで、だんだん白濁してくるのです。 唾液によってカルシウムは自然に戻りますが、『フッ素』を使えば、もっとたくさん戻ります。 『フッ素』はカルシウムそのものではなく、運び屋さんのような役割をしてくれます。 荷物=カルシウム トラック=フッ素 のようなイメージですね。 ぜひ、はみがき剤のパッケージに『フッ素』もしくは『フッ化ナトリウム』と書いてあるものを使うことをおすすめします。 しかし、『使っているのに虫歯になってしまう!』という方は、せっかくのフッ素が有効に利用されてないのかもしれません。 次回はフッ素の効果的な使い方についてお話しします。