フッ素について。その②

今回は、『フッ素』の入った歯磨き剤の効果的な使い方をお話しします。 さて、そもそも歯磨き剤は必要なのでしょうか? ひと昔前は、『歯磨き剤をつけずに磨いた方がいい』という説が有力でした。 私も、小学生のとき歯磨き教室でそう教わりました。 確かに、これは一理あります。 歯磨き剤を多く使うと、泡立ち過ぎてすぐ うがいをしたくなったり、ちゃんと磨けていないのに爽快感が得られ、磨けたような錯覚に陥ることがあるからです。 しかし、前回お話ししたフッ素の再石灰化作用を最大限に発揮するため、絶対に使ったほうがオトクなのです。 では、家にある歯磨き剤で手軽にできる『イエテボリ法』を紹介します。 予防先進国・スウェーデンのイエテボリ大学から広められている方法です。 1.歯磨き剤を、少量(小豆粒大)とり、まずしっかりブラッシングを行う。 2.歯磨き剤を2センチとり、歯に塗り込む。 3.うがいを1回だけ、30秒ほど行う。 これを、朝・夜のブラッシング時行います。 以前参加した、スウェーデンの歯科衛生士によるセミナーでも紹介されましたが、 『はじめから歯磨き剤を2センチ付けて磨いてうがい1回』でもOKとのことです。 その場合は、磨き残しを少なくするよう注意する必要があります。 海外では、水道水にもフッ素が添加されている国もあり、日本よりも砂糖の消費量が格段に多いにも関わらず、虫歯の発生率がかなり低いのです。 日本でのそれは制約があり難しく、フッ素のうがい薬も一般的ではないため、歯磨き剤でうがいをするイメージですね。 ちょうど一年前、『日本人の3割しか知らないこと』という番組でも紹介されていた方法なので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。 次回は、フッ素の種類についてお話ししたいと思います。